サービスを上手に活用しよう

遠距離介護とは、遠方に住む家族に日常的な介助が必要になった場合、定期的に親元に通って介護を行うことを指す言葉です。
このところでは、家族の仕事の都合などさまざまな理由によって、遠距離介護を行う家族が増えています。
遠距離介護を行うと、交通費などさまざまな経費がかかります。
そのため、できれば帰省の回数を減らしたいと思う人もいるでしょう。
遠距離介護者におすすめのサービスを利用すれば、わずかでも負担を減らせるかもしれません。
介護度が低く、自宅での生活ができている場合は見守りサービスを利用しましょう。
最近では、ICTを利用したサービスやホームセキュリティ会社が提供するものなど多岐にわたります。
宅食(宅配弁当)サービスなども見守り要素が強いのでとても便利です。
自治体で行っているボランティアサービスなどを利用することも一案です。
ゴミ出しサービスなどは地域との繋がりも維持できるため、一人にならずコミュニケーションを取ることができます。
また、ケアマネージャーと相談をして、デイサービスなどの利用も検討していきましょう。
デイサービスでは、レクレーションなどの活動を取り入れるほか、同世代の人と話ができる時間を設けることで、高齢者が元気に過ごせるモチベーションを持ってもらえます。
自治体のサービスは無償で、介護サービスなどは介護保険で賄えるので、家族の費用負担も減らせます。
家庭環境なども考慮してもらえるため、介護が必要になった場合は、介護を受ける人がお住まいの自治体に相談を入れてみましょう。